鳥取県中部に位置する北栄町は、優しい風の吹く町として知られています。
町内に9基ある風力発電機は、日本海から吹く風の力を利用して電力を作っており、
クリーンエネルギーの先端を行く町として大きな注目を集めています。
ちなみに2010年の発電量は2397万9000キロ・ワット時で一般家庭約6600世帯分の消費電力に相当！
北栄町は約5200世帯の町ですから、計算上は全世帯分の消費電力を賄っていることになります。
また、この風車で起こした電力は全て中国電力へ売電されそのまま買い取ってもらうそう。
町の財源まで助ける北栄町の風力発電ですが、メリットはそれだけではありません。
夏になると風車群の間に夕日が沈み、情熱的な夕景を描き出します。
思わず車を停めて見入ってしまうほど美しい、日本でも珍しい風景です。
●風力発電への町の取り組みを知りたい方はこちら
⇒北栄町ホームページ http://www.e-hokuei.net/category_lst.php?sid=139
●行政担当者が語る、風力発電導入までの取り組みはこちら
⇒epology（エポロジー） http://www.epology.jp/windenergy/category/iida/